2015マスターズいよいよ今週です。TV観戦も楽しくなる豆知識のご紹介です。
寝不足に悩まされるが4日間をお楽しみください。
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招待状
出場選手にはマスターズ委員会から招待状が送られ ます。出場資格を満たしたプロ・アマ選手が基本となりますが 、その他に推薦で出場もあります。いずれにしても 招待に適した選手かどうかの最終判断はマスターズ委員会が行います 。
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開催日・開催場所
4大メジャー大会の第1戦となるマスターズは唯一開催日程と開催コースは毎年決まっています。
4月の第2週の木曜~日曜日。コースはもちろん米ジョージア州・オーガスタナショナルGCです。マスターズのロゴはアメリカ本土をかたどっていますがピンのあたりがジョージア州オーガスタとなります。 |
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マグノリアレーン
コースの正面入口からクラブハウスに続く選手、関係者専用の並木道は 「マグノリアレーン」と呼ばれ、ここを通ることはマスターズに出場すること。全世界の選手の憧れとなってい ます。 |
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キャディの胸の番号は?
エントリー順に番号が決まりますが前年のチャンピオンだけ番号が決まっています。
2013年優勝のアダム・スコットは2014年出場時のキャディには栄光の1番が!
2014年優勝のバッバ・ワトソンのキャディは本大会は1番になります。 |
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パー3コンテスト
本戦の前日(水曜)にメインコースの横にある9ホール・パー27を使って行われる。出場選手の家族や子供、恋人などがキャディで登場したりと穏やかな雰囲気で行われ、ファンにも人気のイベントとなっています。 ただしパー3コンテストで優勝すると本選で優勝できないというジンクスもあります。 |
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各ホールには樹木や草花の名前がついています。
創設者の一人でもあるボビー・ジョーンズがコースを造るときに世界の樹木や草花を取り寄せ毎年4月に花が咲くよう植えられました。 |

10番カメリア(ツバキ) 11番ホワイトドックウッド(白ハナミズミ) 13番アザレア(ツツジ) |
パトロン・チケット
通常は観客をギャラリーと呼ぶ事が多いと思いますが、マスターズでは後援者という意味のパトロンと呼びます。チケットはパトロンリストに登録された人達に限り先行販売されます。リストは世襲制となっており1972年に締め切られた以降はパトロンリストの追加予定はありません。つまりパトロンリストメンバーの購入したチケットが世界で売り買いされているわけですので、もちろん実際のチケット代の数倍になります。また2012年よりインターネット抽選によるチケット販売も行っていますが入手は困難のようです。 |
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オナラリースタート
初日の1番ホールにて行われる始球式の事ですが、往年の名プレイヤーのショットで大会が始まります。 |
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アーメンコーナー
11番、12番、13番には魔女が住むといわれ、神に祈りたくなるほど明暗をわけるホールです。
池やクリーク、バンカーがよく効いて、これらの3ホールはコースの丘になった高台にあり 風が強いことが多く スコアを伸ばせる選手とスコアを崩してしまう選手の明暗が分かれる所として知られている。 |
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コースの特徴
ラフが無い
セカンドカットといわれる少しだけ長めに刈られてるエリアはありますがボールが隠れてしまうようなラフがありません。このラフが無いことによってコース全体に咲きほこる草花がより美しく見えるのではないでしょうか。
右ドックレッグがひとつだけ
レフティ(左打ち)はドローボールで攻める事があまりできず、長年マスターズでは不利といわれ続けてきましたが2003年にカナダのマイク・ウィアが優勝して以来、フィル・ミケルソン3回、バッバ・ワトソン2回と今やレフティが大活躍。ちなみに唯一のの右ドックレッグは最終の18番ホールです。
グリーンは早く起伏がきつい
世界の一流選手が一番苦労するのがこのグリーンではないでしょうか。速さと起伏で短いパットも気が抜けない。 |

セカンドカット 高速グリーン 
18番 右ドッグレッグ |
オークツリー
クラブハウス前にある大きな樫木。その下で選手のインタビューが行われます。 テレビ 中継で各選手の泣き笑いが見られるのが、このポイントです 。 |
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グリーンジャケット・賞金
前年の優勝者から贈呈され、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの名誉会員となります。ちなみに優勝賞金は大会前には定められておらず3日目が終了後に入場収益などをもとに決められているようです。昨年は1,620万ドル(約1億9千万)でした。 |
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最高の舞台で最高の選手たちが最高の戦いを最高のパトロンの前で繰り広げるマスターズ・トーナメント お楽しみ下さい。 |